大中尚一です。
起業・副業・複業のブームが過ぎました。
とはいっても、やる方が少なくなったのではなく、起業・副業・複業が選択肢としてあたりまえになったなと。
10年前ぐらいは、まだまだハードル高かったんですけどね〜。
変われば変わるものです。
とはいえ、やっぱり一歩目を踏み出すのは難しいもの。
「起業したいけど、なにから始めればいいかわからない」
「副業って何がいいかな?」
とかの相談はちょいちょい受けます。
それだけで事業になる!というわけではないですが、事業を始める第一歩としてわりと簡単に取り組める方法があります。
今回は、その方法を紹介したいと思います。
その名も、「勉強会マーケティング」。
※動画でも解説しています。
勉強会マーケティング
「勉強会マーケティング」。
僕の造語です(笑)
文字通り、勉強会を開催して(そのうち)売り上げにつなげましょうということです。
「そのうち」というのは、勉強会で直接売り上げあげるとかビジネスにするとかはかなり難しい。
というか、十中八九失敗するのでやめたほうがいいよということです。
この勉強会マーケティングは、あくまで
最初の一歩
として活用するのが吉です。
そのメリットには、下記のようなのがあります。
1.スキルがなくても始められる
勉強会開催に、スキルはいりません。
自分が興味ある分野・得意な分野で数人集めて開催すればいいだけ。
テーマは都度変えればいいし、あなたが講師をする必要もありません。
誰かに講師をやってもらったり、ディスカッション形式にしたり。
かなり気軽に始められます。
僕が最初にやったのは、自己PRを磨く勉強会、みたいなのをやりましたね。
そこからいろんな形に発展させました。
2.主催者ポジションを得られる
勉強会を継続して開催していると、「主催者」として認知してもらえるようになります。
たとえ数人の勉強会でも、継続すれば「◯◯の主催者」としてのポジションが得られます。
鶏口となるも牛後となるなかれではないですが、小さいといえど集団のリーダーは他の集団のリーダーと話ができるものです。
この主催者ポジションは、けっこう使えます。
とくに次の「3.会ってみたい人を講師に招べる」には使えます。
3.会ってみたい人を講師に招べる
毎回は大変ですが、外部講師を勉強会によんだりすると会が活性化します。
その際、講師を選ぶ基準はなにか。
メンバーの希望とか、テーマに合ってる人とかいろいろありますが
「主催者が会いたい人」
を選ぶということもできます。
講師も、自分の話や影響力を広めることができる場であれば、けっこう前向きに交渉に応じてくれたりします。
準備はこちらが全部やるので、話だけしてくださいということであれば、少人数でも応じてくれたりします。
もちろん、費用がかかる場合もありますけどね。
それでも自分が会いたい人と、会の主催者としての立場で会えるのはいろいろプラスになったりします。
4.人脈が増える
これはおわかりかと思います。
特に、「主催者として認知してもらえて」人脈を作るのと、単に会の参加者として人脈を築いていくのとでは、結果が出るまでのスピードが違います。
起業を考えている人にとっては大事な点ではないかなと。
5.自分も勉強できる
自分が極めたい分野・好きな分野の勉強ができます。
高額セミナーとかにいかなくても、自分が主催してテーマ決めて講師呼べば、ただとはいかないかもしれませんが、通常よりはるかに低価格で学べたりします。
労力はかかりますけどね。
勉強会の開催には、当然労力がかかります。
会場を決めて抑えて、日程調整して、人集めて。
会の運営もしないといけないし、集金とかもあります。
ただ、ある意味それだけとも言えます。
労力に見合うだけの、あるいはそれ以上に大きなリターンが得られたりします。
結果が出るまでに時間はかかりますし、冒頭でお伝えしたように、それだけで事業の柱とかにはなりませんけどね。
取り組んで見る価値はあるんじゃないかなと思います。